ドゥカーレ宮殿ヴェネツィア · 非公式ガイド
見学情報

所要時間と行き方

開館時間、所要時間、行き方、荷物のルールと設備を、公式の案内にもとづいてまとめました。

チケットを見る チケットの選び方 開館時間は季節と告知で変わります
4〜10月は9:00〜19:00所要時間は2時間が目安音声ガイドに日本語なし
ヴァッレッソ乗り場とゴンドラ

開館時間

季節時間
夏季(4月1日〜10月31日)9:00〜19:00(最終入場18:00)
冬季(11月1日〜3月31日)9:00〜18:00(最終入場17:00)

公式は、閉館の30分前から、閉館の手順が始まると案内しています。最後の入場の時刻のぎりぎりに入ると、ほとんど見られません。余裕をもって入りましょう。

臨時の変更や特別開館は、公式の「お知らせ」に出ます。休館日については、読み取れた範囲の公式ページに明記がなかったため、元日などの祝日に訪れる場合は、購入ページのカレンダーで空きを確認してください。夜間の開館の情報は、公式ページでは確認できていません。

所要時間の目安

公式は所要時間を示していないため、体験記から目安を整理しました。

見方目安
急ぎ足で主要な部屋だけ1〜1.5時間
標準の見学約2時間
絵画をじっくり、写真も2〜3時間以上
シークレット・イティネラリーツアーだけで約1時間15分

日本語のブログでは、1〜2時間から、4時間かけたという声まで、幅があります。部屋数が多く、順路も上下に動くため、2時間は見ておくと安心です。特別ツアーを組み合わせる日は、宮殿だけで3時間以上を想定してください。

中庭の井戸と西側の壁面
中庭には16世紀半ばの井戸が二つあります。ここから順路が始まります。

行き方

ヴェネツィア本島は車が入れないため、公共の交通は水上バス(ヴァポレット)か徒歩です。公式の案内では、最寄りの乗り場とおもな系統は次のとおりです。

系統や運行は変わることがあります。公式の案内も、運航会社ACTVなどのサイトで最新の情報を確認するよう促しています。ヴェネツィアの街は歩いて回れる範囲が広いので、時間に余裕があれば、駅から歩くのも風情があります。

パーリア橋と宮殿の水辺側
水辺側の橋からは、宮殿の運河側の壁面と、ため息橋の方向が眺められます。

入口と当日の流れ

見学者の入口は、ピアツェッタ・サン・マルコ側の1階の柱廊にある「小麦の門」です。宮殿の正面にある紙の門は、見学者の入口ではありません。予約したQRコードを手元に出して入ります。公式は、入口でバッグの中身を調べることがあると案内しています。

ガイドツアーの場合は、開始の時刻に遅れないでください。開始から15分以上遅れると、公式の規則で参加できなくなります。

荷物のルール

写真撮影の規則は、公式の規則集を読めていないため確認できていません。体験記では、内部も撮影できるとされますが、フラッシュや三脚など、細かな規則は現地の案内に従ってください。

音声ガイドと言語

公式の音声ガイドは、スマートフォンのアプリ「MUVE APP」で聞く方式です。入場券の料金に含まれています。アプリを無料でダウンロードし、館内のQRコードを読み取って始めます。必要な容量は500MBと案内されています。

言語は、イタリア語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、韓国語の6つで、日本語は含まれていません。日本語で理解したい方は、事前に歴史を読んでから行くか、旅行サイトの日本語ガイド付きツアーを検討してください。

地図とイヤホンのイメージ
イメージ画像。事前の準備と、スマートフォンでの音声ガイドのイメージ。

混雑を避けるには

公式の購入ページは日時指定が前提なので、混雑の波は時間枠で動きます。午前の早い枠を押さえておけば、午後に向けて広場全体が混み合う前に、内部をゆっくり見られます。日本語の体験記にも、午前の予約をすすめるものがあります。

反対に、時間を指定していない共通券は、宮殿の入場が12時以降になります。午前中に宮殿を見たい方は、必ず時間を指定して買ってください。夏の休暇期間や週末、カーニバルの時期は、窓口の列も長くなるとされます。最終入場の直前は、閉館の手順が始まる30分前に近いため、避けるのが無難です。

雨の日は、屋内の宮殿に人が流れるという声もあります。天気の悪い日に見学する予定の方は、傘をクロークに預けることになるので、動きやすい服装で向かうとよいでしょう。

半日のモデルプラン

  1. 午前の早い枠で入場:時間を指定した券で、小麦の門から入り、オペラ博物館と中庭へ進みます。
  2. ロッジアから政庁の部屋へ:回廊で広場を見下ろし、黄金の階段から大評議会の間へ向かいます。
  3. 武器庫と絵画室、牢獄:ため息橋を渡り、新牢獄を見学して、順路を終えます。
  4. ショップとカフェで休憩:出口近くのショップと、中庭に面したカフェで一息つきます。
  5. 午後は広場周辺へ:同じ券で入れるコッレール博物館などを見るか、サン・マルコ寺院に進みます。

共通券の4施設は、すべて見る必要はありません。公式の券に含まれていても、興味のない施設に時間を使いすぎない、という割り切りが、ヴェネツィアの短い滞在では大切です。

設備とバリアフリー

宮殿には、案内所、チケット売り場、クローク、トイレ、エレベーター、授乳などのための部屋があります。見学の最後には、かつて下の書記局だった部屋にミュージアム・ショップがあり、1階の中庭の隣には、カフェもあります。

通常の見学は、すべてバリアフリーだと公式は案内しています。一方、シークレット・イティネラリー、牢獄、武器庫は、車いすでは入れません。

よくある質問

開館は何時から何時までですか?

4月1日から10月31日は9:00から19:00(最終入場18:00)、11月1日から3月31日は9:00から18:00(最終入場17:00)です。

所要時間はどのくらいですか?

公式は目安を示していません。体験記では1〜2時間から、じっくり見て3〜4時間まであり、2時間前後が標準的です。

どの乗り場で降りればよいですか?

公式の案内では、1番線のヴァッレッソまたはサン・ザッカリア、2番線のジャルディネッティなどです。系統は変わるため、現地で確認してください。

荷物は預けられますか?

クロークは無料です。ただし、スーツケースなど、3辺の合計が1メートルを超える荷物は入れません。

日本語の音声ガイドはありますか?

ありません。公式のアプリは6言語で、日本語は含まれていません。

車いすで見学できますか?

通常の見学は可能です。牢獄、武器庫、シークレット・イティネラリーは入れません。